トップページの目次
1.頭痛、片頭痛の原因
2.頭痛、片頭痛の対策
3.頭痛、片頭痛に効果効能があるサプリメント
4.サプリメント以外での予防改善
5.頭痛、片頭痛に関係する治療法
6.頭痛、片頭痛に処方される漢方薬
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頭痛、片頭痛の原因
頭痛のうち90%以上は頭蓋外異常によるものでそれ以外は頭蓋内異常(脳腫瘍、クモ膜下出血など)です、頭蓋外異常には片頭痛、群発頭痛、緊張型頭痛の3種類があります。
片頭痛は1日に2~3回から週に2~3回程度、数時間から数日間にわたり頭の片側が痛むもので特に女性に多く、生理周期合わせて起きます。片頭痛の原因は脳の血管が何かの理由で拡張して、神経を刺激するためです。
群発頭痛は年に1~2回ほど1~2ヶ月にわたって頭痛が起こるものです。
緊張型頭痛は女性に多く右か左のこめかみから頭の横にかけて痛みが走り、しばしば肩こりも伴います。緊張型頭痛の原因には心理的と肉体的な要因があり心理的要因はストレスや過労、悩みなどで、肉体的要因はデスクワークなので長時間同じ姿勢を続けることによる筋肉の緊張、疲労、睡眠不足、月経前などです。
頭蓋内異常の症状として、脳腫瘍は朝起きたとき頭痛と吐き気を伴ないます、クモ膜下出血はバットで殴られたような激しい痛みと嘔吐があり、髄膜炎は発熱を伴なった痛みがあります。
頭痛、片頭痛の対策
頭痛、片頭痛の対策としては日頃から精神的、肉体的な疲労を溜めずに自立神経のバランスを整えることです。
頭痛、片頭痛に効果効能があるサプリメント
●サプリメント選びのワンポイント・アドバイス
- イチョウ葉、レシチンは脳を活性化して、脳の血流を改善させる働きがあります。
- ビタミンEは自律神経に働きかけ血行を促進したうえ更年期障害の改善にも有効です。
- フィーバーフューは片頭痛の発作の回数を減らしたり、痛みを軽くする作用があります。
- ブルーベリー(ビルベリー)は眼精疲労による頭痛に有効です。
- マルチビタミン・ミネラルを服用することで、三大栄養素の代謝を円滑に進める酵素を十分に働かせることができます。日常の体調を維持するための、予防として服用してください。
サプリメント以外での予防改善
疲労やストレス、睡眠不足などは避けて適度な運度や十分な休養によって自律神経を整えてください。
事務仕事などで筋肉の緊張からくる頭痛は、首や肩を中心に軽い運動をしたり温めたりして緊張をほぐしてください。
頭痛、片頭痛に関係する治療法
画像診断装置PETによる脳疾患の早期発見(アルツハイマー病 パーキンソン病)
メニエール病(目まい)の治療「早期の生活改善」と「薬物療法」
リハビリ関係
脊髄損傷者専門トレーニングジム「ジェイ・ワークアウト」で歩行回復
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頭痛、片頭痛に処方される漢方薬
漢方薬は、自分の証に合ったものをお選び下さい。
「証」とは体力、体質、症状などから患者さんの状態を総合的に観察した診断結果のことです。
- 実証は生理機能が高まった状態を意味して、外見は健康そうに見えます。
- 虚証は体力がなく、生理機能が衰え、抵抗力も低下した状態を意味します。
- 中間証は実証または虚証のどちらも偏らず、それぞれの特徴を半分ずつもつ場合を意味します。
「証」の判定は「証の自己判定テスト」をご利用ください。
実証
- 葛根湯(かっこんとう)
胃腸のじょうぶな人の首から肩にかけてこりがある緊張型頭痛に用いられます。 - 葛根加朮附湯(かっこんかじゅつぶとう)
首から肩にかけてこりのある緊張型頭痛に用いられます。 - 黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
のぼせ、肩こり、イライラ、顔色が赤いなどの頭痛に用いられます。
中間証
- 五苓散(ごれいさん)
口の渇き、尿量減少、むくみ、吐き気などのある人の頭痛に用いられます。 - 釣藤散(ちょうとうさん)
中年以上の人で、慢性頭痛、高血圧、めまいなどのある人に用いられます。 - 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
頭痛で、のぼせ、肩こり、下腹部痛、足の冷えなどの「お血」(血液ドロドロ)症状のある人に用いられます。 - 五積散(ごしゃくさん)
冷え症、疲れやすいなどの症状をともなう頭痛に用いられます。
虚証
- 呉茱萸湯(ごしゅゆとう)
頭痛をともなう冷え症や吐き気、片頭痛の治療に用いられます - 半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)
胃腸が弱く、足の冷えがある場合の緊張型頭痛、めまいに用いられます。 - 加味逍遙散(かみしょうようさん)
更年期の女牲などで、頭痛があり、のぼせ、肩こり、倦怠感、便秘などをともなう場合に用いられます。
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