-ビタミンE-


ビタミンE

ビタミンEの効果効能

ビタミンEは脂溶性ビタミンであり、このビタミンEの重要な働きは、細胞膜を活性酸素から守ることです。抗酸化物質であるビタミンEは、血液中のLDL(悪玉)コレステロールを減らしHDL(善玉)コレステロールを増やす働きがあります。ビタミンEは「抗不妊ビタミン」とも呼ばれ、不妊治療にも使われています。またビタミンEは女性ホルモンのエストロゲンの分泌を促進する作用もあり、更年期障害を改善してくれます。また貧血や老化なども、防止してくれます。


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ビタミンEが不足すると不妊症になる

ビタミンEは別名「トコフェロール」とも呼び、「トコ」は子供を産む「フェレン」は妊娠「オール」はアルコールを意味します。

この事からわかるように、ビタミンEは不妊の研究から、発見されたビタミンなのです。ビタミンEの妊娠に関する治験は、人道上の理由から行われていませんが、動物実験からは、十分効果があることが、判っていますので、人間でも効果があると考えられています。

ビタミンEの抗酸化効果

ビタミンEの抗酸化作用の特徴は、脂溶性であるため、細胞膜に埋め込めるので、ビタミンEは細胞膜の中に入ってきた活性酸素を、消去できることです。このことは水溶性の抗酸化物質では、細胞膜に入れないので、できないのです。

またビタミンEは、活性酸素による悪玉(LDL)コレステロールの酸化も、防いでくれます。この効果により血栓を予防し、心筋梗塞や脳卒中を防いでくれます。

ビタミンEは活性酸素を消去すると、抗酸化効果を消失しますが、ビタミンCかαーリポ酸がビタミンEに働きかけて、再び抗酸化能力を回復させます。このためビタミンEを使用する時は、ビタミンCとαーリポ酸を併用するのが効果的です。

ビタミンEの心臓病予防

心臓病の発生率と、血液中のビタミンE濃度が逆比例することが、判っています。血液1リットル中にビタミンEが20マイクロモル以下になると、心臓病の発生率が非常に高くなります。

実際、大規模な免疫研究がいくつも行われていて、その結果は、ビタミンEの摂取量に比例して、心臓病の発生率は低下していました。これらの研究の中での最高摂取量は、サプリメントで1日67mgでした。

ビタミンEの老化や更年期障害の防止作用

老化の原因の1つとして、過酸化脂肪があげられます。これは摂取した脂肪が、酸素によって酸化されたものです。

過酸化脂肪は、脳卒中や心臓病の原因になりますが、細胞膜にも悪影響を与えます。細胞膜が劣化は体全体の劣化つまり、老化につながるのです。ビタミンEはこの過酸化脂肪を、防止してくれます。

また更年期障害は、加齢による女性ホルモン「エストロゲン」の生産不足が原因ですが、ビタミンEは、この女性ホルモン「エストロゲン」の分泌を促進してくれます。

ビタミンEによる貧血予防

ビタミンEが不足すると、細胞が老化することは、先ほど述べましたが、赤血球も老化します。赤血球の老化は特に著しく、酸化した赤血球は大変壊れやすくなるので、赤血球不足に陥り貧血を起こすのです。

ビタミンEの白内障とがん予防効果につて

現在ビタミンEの白内障とがん予防効果については、現在、検証中で結論にまでには、いたっていません。

改善が期待できる症状

動脈硬化 脂質異常症 不妊症 更年期 美肌 貧血 心臓病 健忘症 頭痛、片頭痛

ビタミンEを含む食品

アーモンド ニジマス ヘーゼルナッツ  西洋カボチャ ヒマワリ油


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ビタミンEの飲み方

1日15mgを食後に、脂溶性なので油分と一緒に服用してください、上限は600mg~800mgです。またダメージを受けたビタミンEはビタミンCとα-リポ酸に修復されるので、ビタミンCとαーリポ酸と一緒に摂ると効果的です。


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